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「しかり、わたしはすぐに来る。」アーメン。主イエスよ、来てください。
ヨハネの黙示録 22章20節

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バイブルメッセージ ・・11月

「たとえ、死の陰の谷を歩むとしても、私はわざわいを恐れません。あなたが、ともにおられますから」(詩篇23篇4節)

 地震、台風、土砂災害などの自然災害、あるいは、事故や戦争などの人的災害に遭遇され、愛する家族や友人を失ってしまった方々の負った心の重荷は計り知れないものがあります。

 先日、戦場の中で、目の前で友人が殺されるのを目撃しながら、難を逃れ生き残ったひとりの生存者の証言をお聞きする機会がありました。

 自分たちを殺す敵の足音、銃声が飛び交う音、撃たれた悲鳴の叫び声を耳にしながら、ただ生き延びることだけを願い、しかし、極限の精神的な状態に陥ったと、お話しされました。「私はこれまで経験しなかったようなパニックに陥ってしまいました」と重たい口を開かれました。

 証言は続きました。パニックが極限に達すると、口から出てくる言葉が失われてしまったことを体験されたそうです。ただ、子どもの頃から、何世代も言い伝えられた「ことわざ」のような言葉だけが、脳裏に残っていたそうです。

 その「ことわざ」の言葉が、冒頭に書きました詩篇23篇4節の聖書の言葉です。この言葉を、脇にいて足音がする敵に気づかれないように、顔を地面につけながら、心の中で静かに「ことわざ」を告白し、「神よ、おられるなら助けてください」と祈りをささげたそうです。これまで告白し、祈ることもしなかった自分だったので不思議な体験だったそうです。すると、次の瞬間、銃をもった敵の足音が、遠のいていったそうです。生き延びる道が開かれたそうです。

 救出された直後から、しかし、激しい罪悪感のような感情が襲ったそうです。「なぜ、自分だけが生き残ったのか」、「なぜ、友人たちを助けられなかったのか?」と責める声に悩まされたそうです。

 しかし、気がついたことがあると証言を続けます。「詩篇の言葉に信頼し、救われたことを証言することに、生き延びている意味があると思うようになった。なぜなら、亡くなった友人たちと自分とは、同じものを憧れていたからです。証言する私を友人たちは喜んでくれると思います」と証言を結ばれました。

 亡くなった友人たちと、生かされた証言者が共に憧れるもの、それは、いのちの故郷である、「天の故郷」です。天の故郷を治め、導き、道を示す方が、救い主イエス・キリストです。

 ホームページをご覧になっておられる方へ、天の故郷を備え、招いておられる主なる神、救い主イエス・キリストを礼拝する教会に、一度いらしてみませんか。教会はあなたのことを心から歓迎しますし、何よりもイエス様はあなたがいのちの道を歩むことを喜んでくださいます。

(献身生 二宮雅信)

集会案内

  • 日曜日
    聖日礼拝 AM10:00
    教会学校 AM9:00
    中高科クラス AM9:00
  • 第2日曜日 午後
    壮年会
  • 第4日曜日 午後
    青年会
  • 毎週水曜日
    祈祷会 PM7:00
  • 毎週金曜日
    アンデレ集会(聖書の学び) AM10:00(休止中)
  • 第2火曜日
    婦人会 AM10:00
  • 第4火曜日
    ヤングミセス AM10:00
  • 毎日
    早天祈祷会 AM5:30

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